カオスハンターOreoの怪人見聞録‥サンプルNo.2

2009-12-27  Reo Yoshida

「江古田の片隅に居を構えしリー・ペリー」

以前わたくしが江古田のGhettoに住んでいた頃のお話です。

職場が池袋にあった為、自転車で江古田~池袋間の往復を
余儀なくされていた私はいかに最短ルートを通るかに
命をかけていたのであります。

その日は気分を変え、江古田駅前から線路沿いを通り
スカイラークにでる悪行を試みました。

ふと公園前の一軒家に目がいき、唖然としました。

まさにカオスと言うべき外観、
あらゆるガラクタが美しく積み上げられた玄関前、
向かいの公園前にはチルアウト専用の椅子。
なにやら怪しい文句が書かれた藁半紙が
至る所に貼り出されていました。この時点で
なにかしらの表現者である可能性が。

お店のようであり、ただの一軒家にも見える。
自動販売機がぽつりと佇む様子を見るに、
どちらともとれる!謎!なぞ!!!!

「ここの住人は只者ではない!!!!!」

私は静かに、そして激しく興奮したのでした。

それから私の最短ルートに組み込まれたその道を通る度に、
その一軒家をチェックするようになったのは言うまでもありません。

そうわたしがカオスハンターOreoです。

改めて見るに
散乱した洗面器、コップ、食器から水道ホース、
怪しい植物や鉢植え、が渾然一体となり、
天まで目掛けて積み上げられたその様は、
まさにケイオス!!!
その美しさに惚れ惚れしてしまう、

そう
わたくしこそが
カオスハンターOreoで御座います。

季節はずれの笹の葉が揺れる万年七夕の様相を呈した、?なインテリア。

近所のクリスマスイルミネーション合戦にも
決して引けをとらないクオリティ―を誇りながら
短冊が幾層にも重なって、なにがしかの願いをお星様に託している。

ああ一体どんな彦星が住んでいるのか。
思いは日に日に積もってゆきました。

チェックを始めて何日目かの夕暮れ
ついに彦星に遭遇したのであります。

予想とは裏腹に、
外見は白髪混じりのロン毛を束ねて、白髭を蓄えた
いかにもなヒッピー崩れのおっちゃんでありました。

向いの公園に置いた椅子にふんぞり返り
釣り道具を手入れしているその幸せそうな顔に
好きな事しかやらんのだ!という強い思い、
そしてなにより
60年代の自由さを垣間見ました。

案外話してみたら普通のおっちゃんかもしれない、
しかし小心者のわたくしにその選択肢は御座いません。

いつも通り、10m距離を置き観察しておりましたところ、

そのガラクタに埋もれた彦星の宇宙観に
次第にリー・ペリーを重ねている自分に気づきました。

あのまったり空間に一度はお邪魔したい。
焼酎とゆるゆるMIXを手土産にして
公園でチルアウトの神髄を御享受願いたい。

そんな欲求が沸々と涌いてくるのを感じながらも
一歩踏み出せないでいる、

わたくしこそが、一塊の
カオスハンターOreoで御座います!

彦星a.k.aリー・ペリーは、世のシガラミを捨て、
身の回りのゴミまで家の周りに捨て、
生活臭のタップリ染み込んだエフェクトで
近隣住民もろともDUBWISEしていました。

先日の調査では
彦星体操なる怪しい動きを披露して、近隣住民の
不安を煽っていました。 
かすかに聞こえて来る
「おいっちに、さんし」
の掛け声がBPM65をカウントしていた事実。
彼の底知れぬ制作意欲、
一日80曲は生み出すであろう
多作家としての一面までも
垣間見れた事を最後にご報告します。

彦星については未だ調査不足感が否めない故、
今後も研究を重ね
あのガラクタの積み上げようの真相を突き止めた折

また学会に発表する予定です。
しばしおまちを!

次回は
サンプルNo.3

「OIOI前に半眼使いのプリンセス・テンコー現る!」

をお送りする予定です。乞うご期待!

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