いや日高屋もいいんですけどね。せっかく池袋居るんですから、やっぱりあそこ行きましょう!
心: いやー吉田くん、いささか呑みすぎたね。
吉: もー心底さん呑みすぎですよ。肝臓とか大丈夫ですか?
心: 大丈夫!大丈夫!僕はね、ポックリ死ぬのが理想だからね!
吉: いやいや、肝臓悪くしたら苦しいですよ。ほんと気をつけてくださいよ!
心: まあその時はその時だよ!ガッハッハ!にしても、ちょっとお腹空いたね。吉田くんなんか食べない?池袋とか全然来ないから分かんないや。何処かいい店ないの?
吉: 腹減りましたね!何がいいですか?ラーメン?
心: んーそうだね。あ、ここでいーよ。日高屋!なんかニュースで見たよ、「チョイ呑み」みたいので流行ってるらしいじゃん、もう一杯くらい呑めそうだし、適当にラーメンとか食べようよ。
吉: 何言ってるんですか!ダメですよ!日高屋なんて!
心: え、、?なんでよ、、、。
吉: あ、いや日高屋もいいんですけどね。せっかく池袋居るんですから、やっぱりあそこ行きましょう!
心: なに、どこよ。
吉: ちょっと歩くんですけど、要町の方まで散歩しましょうか。
心: え〜、、疲れたし、歩きたくないな。
吉: もー!いーから黙ってついてこい!
心: は、はい。
— 10分後 —
吉: さ、ここですよ。
心: ここは、、「福しん」?
吉: そうです。池袋近辺の人達にはお馴染みなんですけどね。日高屋行くぐらいなら福しんだろ!というのは池袋民には常識なんですよ。
心: へー!じゃあ入ってみよう。
福しん: いらっしゃいませ!お好きな席へどーぞ!
吉: うわー!福しん初めての人と一緒に入るなんて、高まりますね。
心: なにがよ(笑)。そんなに美味しいんだ!
吉: いや、正直、美味しいのかはもうわからないですね。
心: どういうこと?美味しくないの?
吉: なんつーか、もう、言ってしまえば、ソウルフードなんですよ。Senkawosのソウルフードといっても過言ではない。例えば実家に帰って母親の手料理食べるとホッとしますよね。でも一般的にはその料理が美味しいのかどうかはわからないじゃないですか。食べ親しんでるというか。福しんはもう小学生の時から、20年以上通い続けてるので、美味しいのか不味いのかは僕には判断できない。心底さんが判断してください。
心: なんだよそれ(笑)。まあいいや。何にしようかな。おすすめは?
吉: そうですね。さっきあんまり食べなかったので、結構ガッツリ食べたいですね。B定か、A定かで迷ってます。
心: え?ゴメン、、BテイとかAテイとか言われてもわかんないや、、。
吉: あ、そうですよね(笑)。B定食の略なんですけど、B定はラーメンと半チャーハンセットですね。で、A定はレバニラ定食ですね。
心: なるほどね。いやーそれは重いな。もっとサッパリしたのがいいんだけど。
吉: じゃあ、タンメンですかね。Senkawosの石井くんが大好きなタンメン。もう口癖なんですよ、ライブ終わった帰りとか。
心: お、いいね。じゃあ僕はタンメンください。ん、なに?セロリ・クコの実入り?
吉: そう、やたらクコの実を推してくるんですよ。野菜たっぷりでサッパリしてるのでいいですよ。僕は腹減ってるんで、、A定おともで!あ、心底さん餃子一緒に食べましょうよ。すいません、餃子も一皿下さい!
心: 待って、おとも?なにそれ。
吉: 小ラーメンが、定食頼むとプラス100円で頼めるんですよ。具はモヤシとネギだけなんですけど。
心: それにレバニラ定食?食べ過ぎでしょ。
吉: 今日はガッツリ行きたいんですよ!でも福しん来ると、隣の人の頼んだのが美味しそうに見えるというマジックがあるんですよ。多分、僕今日もタンメンにしとけば良かったと思うんだろうな。
心: 隣の芝は、、的な?
吉: そう(笑)、隣のタンメンはうまそうにみえる。
僕の結論は、「うままず最高峰」。そう言っとけばみんな納得しますね。
心: え!?餃子180円なんだ。安いね(笑)。
吉: いや、前は100円だったんですよ!それが180円に戻った。100円の時の餃子は小さくて、ニンニクも入ってなくてそれはそれで良かった。今は少しサイズアップして、ニンニクも入って180円。どちらも良いですけどね。
福しん: タンメンとA定おとも、オマタセシマシタ。餃子モウショウショウオマチクダサイマセ!
心: お!早いね。
吉: 早いですよね。いつも餃子来る前に食べ終わっちゃう。
心: うん、美味しい。さっぱりだね。野菜も多くていいね。
吉: 美味しいですか?良かった。よく人に福しんって美味しいの?と聞かれるんですけど、僕の結論は、「うままず最高峰」。そう言っとけばみんな納得しますね。
心: 確かに、普通っちゃ普通だね(笑)。でもなんだか染み渡るよ。
吉: 僕はこのレバニラ炒めにラー油をダックダクにかけて、と。
心: 吉田くん、、こんな時間によく食べられるね。
吉: もう呑みすぎた胃袋を油でコーティングしてるようなものですね(笑)。でも今は福しんが近所になくて、久々に来ましたね。
心: え?そうなんだ。そうか最近引っ越したもんね。普段は何食べるの?
吉: 僕はA定、B定が多いですね。しょうが焼き定食とか、たまに味噌B定とか。あとチャーハンセットも。
心: どれもこれもガッツリすぎるよ(笑)。
吉: 食いしん坊なんで(笑)。でも実際、福しんで1,000円超えるのは至難の技ですよ。軽く行きたい時は、もやしそばとか。あと、おつまみ150円とビールかウーロンハイで呑んだりもします。
心: 確かに安いね。こんなんで儲かってるのかね。
吉: さあ、、。でも20年以上変わらずにお手軽に食べれるってのも凄いですよね。商魂が微塵も感じられない。庶民の味方。
心: あ、そういえば一杯呑もうって言ってたね。レモンサワー1杯ください!
吉: でも、こんだけ通ってますけど全メニュー制覇どころか、ほとんど変わらず、4〜5品をローテーションで食べるばかりなんですよね。疲れてる時はA定。腹減ってる時はガッツリB定、良いライブできた日はしょうが焼き定食おともで御褒美感だしたり、安定のチャーハンセット、変化球で冷やしとか、味噌とか。
心: 冷やし?
吉: そう、福しんは季節限定メニューで、夏は冷やしそば、冬になるとニラそばが出るんですよ。
心: ニラそばか、美味そうだね(笑)。
吉: うまいですよ。かなり悪い味で(笑)。「ニラそば始めました」この張り紙をみて、Senkawosの面々は冬の本格的な到来を感じるんですよ。BGMで槇原敬之の「冬がはじまるよ」が流れれば、もう完璧(笑)。
心: 「石や〜きい〜も〜」じゃないんだね(笑)。いやーそこまで福しんが好きとは恐れ入ったよ。
吉: 要町〜千川間が地元なんで、どうしてもこの青い看板には目がいっちゃいますよ。ライブ終わって終電で帰ってきた深夜一時でもやってるし。
心: それは心強いね。大島くんとか和田くんも福しん好きなの?
吉: そうですね。みんな思い入れ強いですよ。要町店の隣のこばやし酒店っていう酒屋さんで、福しんの50円割引券を貰えて、それを大島くんがみんなに配るのが恒例になってましたね(笑)。今は50円割引券じゃなくて、大盛りか味玉サービスみたいな券に変わっちゃいましたけど。
オフィシャルじゃなかったらどんだけ暇なの(笑)。
心: じゃあ、もういっそうのこと、Senkawosで福しんの歌でも作れば?
吉: それは、前から構想を練ってましたね(笑)。ゆくゆくは福しんにスポンサーについて貰いたいね(笑)なんて話したり。あ、そういえば福しんのTwitterアカウント( https://twitter.com/fukushin_co )があって、かなりイカれてるんですよ。
心: どんなふうに?
吉: まあ「うままず最高峰」「福しん初めて入ったけど、至って普通だった」とかそんなニュアンスのツブヤキを自虐的にRTしたり、日々のツブヤキもなかなかいいパンチラインで面白い(笑)。中の人はだいぶ頭おかしいですよ。もはやオフィシャルなのかも謎なんですけど。
福しん is そこそこ
— 福しん (@fukushin_co) January 29, 2015
リポビタンDとオロナミンCとトンコツBの区別がつかなくてこまる。
— 福しん (@fukushin_co) November 25, 2014
【お知らせ】フジロックへの出店予定はございません。 #FUJIROCK
— 福しん (@fukushin_co) July 24, 2013
ジャケ買いしたらトラウトだった。
— 福しん (@fukushin_co) March 24, 2014
ラー油の赤にニラの緑。福しんの「ニラそば」でクリスマスを感じてください。
— 福しん (@fukushin_co) December 24, 2013
心: オフィシャルじゃなかったらどんだけ暇なの(笑)。
吉: まあオフィシャルでも逆に会社的に大丈夫なのかと不安になりますけどね(笑)。
福しん: 餃子オマタセシマシタ!
心&吉: お、来た来た!
心: うん、美味しい!これはいいね。
吉: 飲食店を大まかに、「高くてうまい、高いけどまずい、安くてうまい、安いけどまずい。」みたいにカテゴライズするとしたら、福しんは、、
心: 安くて、、
吉: 「安くてうままずい」(笑)。これはかなり特殊な位置につけてると思うんですよ。
心: そうだね(笑)。でも「まずうまい」ではないんだね?
吉: まあ意味合いは同じですけど、「まずうまい」は最終的にうまいんですよ。「うままずい」は最終的にはまずい。僕の中では福しんは最終的にうまいと思いたいんですけど、「ま」が二回繰り返される、「ウママズ」という言葉の響きが気に入ってるので、こちらを優先してみました。
心: 最終的にってなんだよ(笑)。いやーどーでもいい話しだね(笑)。
吉: まさに与太話に相応しい(笑)。
心: Senkawosファンの皆さんの中には福しんが気になってる人もいると思うんだけど、どうだろう、今度ツアーでも組めば?「Senkawosと行く!福しん巡礼の旅!」みたいなの。
吉: それ!いいですね!もはやお参りですね。お布施餃子。冬の始まり11月くらいかな。ちょうどニラそばが出始めのときあたりに!企画しときますよ!
心: いいね!ツアー参加費は?自腹?
吉: そうですね。600円くらいあれば腹一杯になりますよ!
心: 安い(笑)!
吉: おとも分くらいならSenkawosで持ちます!
心: どケチ(笑)!
福しん: お客さま、ラストオーダーのお時間ですが。
吉: あ、そんな時間か。心底さんは?もういいですか?そしたらお会計お願いします!いやー心底さんどーでした?初めての福しんは。
心: そうだね。福しん。気に入ったよ!ここまでSenkawosに愛されてるとは思わなかった。よく考えたら僕の地元にもあるよ、こういうお店。
吉: そうですね。地元というのはキーワードですね。とりあえず近いから。これは重要です。そして昔から変わらない味。ホッと出来る。
心: 僕も地元帰ったら必ず寄る店があるよ。そんなに美味しいかは分からない。でもホッとするんだよね。
吉: 気に入っていただいて嬉しいです!
心: 君は福しんの何なの(笑)。
吉: 完全な回し者です(笑)。
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