第四回「日本が誇るべきエンターテイメント」

2015-11-05  Reo Yoshida

Senkawosのキーボード吉田と、Senkawosファンにはすっかりお馴染みとなった音楽評論家の心底笑男さんが、最近の気になるトピックについてヨタヨタとくっちゃべる本企画。第四回目となる今回は「相撲」の話題が飛び出しました。

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吉: 心底さん、僕ってなんでも広く浅くな知識しかなくて、いや、広くもないな。狭く浅くかな。

心: そうなの(笑)?。

吉: だから、この与太話を読んで頂いている読者の方に、何を伝えていけばいいのか、分からなくなってきて。

心: え!もうネタ切れ(笑)?まだ4回目だよ!

吉: ネタ切れというか、そんなにディープな話は出来ないので、心底さんの力を借りてこうやって対談形式でお送りしてる訳なんですけど。

心: それはあれだね、にわか保険(笑)。

吉: にわか保険?

心: そう、「にわか知識なんですけど」ってまず言っとけば、あとあと突っ込まれても、まあしょうがないかって保険掛けといて。

吉: まあその通りですね(笑)。だから本当に与太話ですよって事を皆さんに伝えたい。

心: 君、それは僕に対して失礼じゃないかい(笑)?まあ今のところ僕は吉田くんの聞き役に徹してはいるけど。

吉: だから、最初にランダムで話題を振りまいて行くって宣言したじゃないですか。今回は心底さんにネタを出して頂きたい(笑)。

心: 最初からそう言えばいいじゃん(笑)。というかさ、そんなこと気にせずにガンガン話すべきだよ!君がにわかだろうが何だろうが誰も気にしてないと思うよ!自意識過剰だよ。

吉: え、、。

心: 人は大して他人のことなんて気にしてないんだよ!君がやりたいようにやればいいことじゃないか!

吉: あ、、すいません。そうですよね、少し弱気になってました。

膝とかにテーピングがぐるぐる巻きで、怪我がちなとことか。満身創痍なのに、よく頑張りますね。と

心: で?なんだっけ?話題?そうだな、、。じゃあ最近は、テレビとか見てるの?

吉: テ、テレビですか(笑)。そうですね。うちはテレビなくて見てないんですよ。前の家ではMacでUSBに刺して観れるやつで、地上波は観れたんで、相撲とガキの使いとニュースくらいは見てたんですけどね。

心: 今の家は見れないんだ。

吉: そう、ついにアナデジ転換のなんちゃらで淘汰されました。いや、こっちが淘汰してやりましたと言ったほうがいいですかね。

心: まあそうだね。くだらない番組観てるのは時間の無駄だよね。それに今はテレビもネットも同じようなもんだもんね。相撲はよく見るの?

吉: 相撲は好きでよく見てましたね。でも平日は仕事で見れないので大相撲アプリというので結果だけ見る少し寂しい感じになっちゃってますね。夕方5時くらいからの、煎餅とお茶を啜りながらっていう黄金コースが出来なくて。

心: お、なんかいい話題じゃん(笑)。相撲!僕はそんなに観ないんだけど、なにが面白いの?

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吉: 僕は、もう見方が偏っててあんまり勝ち負けとかには興味がなくて、まあ優勝争いとかは気になるんですけど。

心: 最近は白鵬が強すぎるみたいだけど、どうなの?

吉: 確かに強いし、歴代横綱の中でも最高の成績ですもんね。その牙城を崩す若手が出てこないとか言われてますけどね。照ノ富士が最近力つけてきて、初優勝したこの間の場所はひさびさに面白かった。

心: 大関になったんだよね。逸ノ城はどうなの?

吉: 逸ノ城は初入幕の場所がここ数年の相撲界では一番盛り上がったんじゃないですかね。白鵬が完全にヒールでしたもん。でも、逸ノ城の湊部屋は強い練習相手がいないのが可哀想ですよね。

心: そうなんだ。

吉: それに比べたら、この間初優勝した照ノ富士の伊勢ケ浜部屋には、横綱日馬富士を筆頭に、僕の好きな安美錦とか、宝富士とか、かなり相撲巧者な力士がひしめき合ってるので、毎日いい経験できますよね。

心: 逸ノ城の湊部屋はそれに比べると、、。

吉: これは大きいですよね。でも、逸ノ城にはかなり期待してます。久々に怪物が現れたな!と興奮したものです。把瑠都以来の白鵬とガップリ四つが絵になる力士ですね。でも太り過ぎて膝が心配です。最近は成績よりも200kg超えた越えないのニュースばかりで。

心: よく見るよね。「逸ノ城、豚骨ラーメン我慢している」とか(笑)。さっき伊勢ヶ濱部屋の事言ってたけど。安美錦はなんで好きなの?

吉: もうベテランなんですけど、いぶし銀なんですよ。相撲が上手い。技能賞の常連で。ちゃんとした成績はわからないけど、イメージ的に、格上に対して強くて、一方大事な時に格下にコテンと負けちゃうとことか。

心: もうあれだ、中間管理職みたいだね。上司と部下の意見をそれぞれ聞いてあげる。

吉: そう、僕は角界のマドラーと呼んでるんですけど。番付をかき回すから。前頭筆頭あたりを行ったり来たりしてますからね。あと、膝とかにテーピングがぐるぐる巻きで、怪我がちなとことか。満身創痍なのに、よく頑張りますね。と。

心: そういうとこ見るんだね(笑)。

吉: 髪の毛もだいぶ薄くなって来てるので。髷が言えないと駄目みたいになこと聞いたことあるんですけど本当なんですかね。まあそういうキャラクターとかで相撲見てるので、勝ち負けはあんまり興味なくて。

このノッペリ具合が。高見盛とかの系譜なんですかね

心: あとは?誰が好きなの?

吉: 最近は千代丸ですね。相撲好きの女子の間で「可愛い可愛い」と叫ばれ続けてます。

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吉: どうですか?可愛いくないですか?

心: う、うん、可愛いね、、。確かに可愛い(笑)。

吉: ちなみにこれは去年、念願だった初めての大相撲観戦の時に撮った生写真なんですよ!タバコ吸いに取り組みの合間に外の喫煙所行くと、既に取り組みが終わった力士がゾロゾロ国技館から出てくるんですけど、そこでキャーキャーと女の子に囲まれた千代丸に遭遇して。

心: へー!それは嬉しいね。でも勝敗より可愛さで相撲見てるとか、もう相撲女子と変わらないね(笑)。

吉: 可愛いとは少し違うんですよ、造形美というか。

心: 造形美(笑)?

吉: そう、昔、岩木山って力士が居て、凄い造形なんですよ顔が。

吉: 千代丸は岩木山以来の衝撃でしたね。このノッペリ具合が。高見盛とかの系譜なんですかね。

心: 系譜って(笑)。まあみんなのっぺりしてるね。

吉: のっぺり顔が好きなのかもしれません。

心: 吉田くんもノッペリしてるもんね。

吉: 親近感ですかね。

心: いつから相撲好きなの?

吉: 僕の相撲の原点は、小学校時代ですね。五年か六年生の時、学校から帰って夕方四時くらいからずっと見てましたね。センベイかじりながら。若貴の最盛期ですよ。

心: あぁ懐かしいね。あの時は凄かったよね。

吉: あの時は武蔵丸とか好きでしたね。あと曙って横綱が足が細くて卵に足が生えてるみたいで好きでしたね。卵人間!って呼んでました。

心: いやいやなんの話だよ(笑)。ノッペリの何処が魅力なの?

吉: なんですかね、、よく思うのは、外国人が初めて相撲見た感覚というか。太った人達が土俵でぶつかり合うのを老若男女が丸く囲んで見てる。異様ですよね。で、これぞ日本人の顔ってゆう強烈な個性がノッペリ顔には特に出てるのが良いですよね。

心: ふーん、なるほどね。外国人から見たらどの力士も同じに見えるんじゃないかな。それこそ、モンゴル人も。

吉: まあ元は日本人もモンゴロイドですからね。でも、最近日本人勢はモンゴル勢に押されてるってよく言われてますけど、よっぽど白鵬とかのが日本人魂を持ってるなと思いますけどね。

心: それはあるよね。国技館で見たんだっけ?僕はまだ行ったことないんだけど、どうだった?

吉: 僕が見たところは升席の一番後ろのとこで。でも向こう正面だったので、取り組みはよく見えましたね。

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吉: テレビで見るより土俵が全然近い。あとビールの売り子さんたちがやたら可愛かった。

心: 東京ドームみたいな?

吉: ドームより渋いですよね。ドームはチアガールみたいなギャルノリのチャラさがあるけど、国技館は売り子さんのユニフォームも渋い感じでグッときましたね(笑)。結局、四、五杯くらいビール飲んじゃいましたもん(笑)。

心: 売り上げアップだね(笑)。お土産とか貰ったの?

吉: いや、あれはお茶屋さんの招待がなきゃダメみたいですね。詳しくはわからないですけど。まあ相撲界にもパトロンというか、タニマチっていうらしいんですけど、独特の文化があるみたいですね。

心: 次は誘ってよね。

吉: もちろんです!次は少し安い二階席で観たいなと思ってますけど、それでもよれけば。

心: まあ飲めればなんでもいいや(笑)。

吉: 相撲は日本が誇る一級のエンターテイメントですよ。

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